どもども~~。ちぷです。
今回は以前書いたこちらの記事「【TOEICリスニング対策】100回模擬試験受けたら満点とれる?」の続編です。
結論から言うと、
100問全問正解達成できました!
(問題用紙がリスニングパートとリーディングパートに分かれているんですが、わたしは気にせず両方リスニング用として使っています。)
今回は、改めてTOEICリスニングのスコアアップする方法とその理由について解説します。
TOEICのリスニング対策について
模擬試験を解きまくること。これに尽きます。
なぜかというと、以下のパターンが自然とわかるようになるからです。
- 問題の出題パターンと頻出単語
- 引っ掛けのパターン
- 会話問題の解答パターン
どういうことかは後ほど詳しく説明しますね。
ちなみに本やブログ、YouTubeなどでTOEICの攻略方法やテクニックについて数多く紹介されています。わたしも実際TOEIC対策をはじめた頃にたくさん見ました。その結果、TOEICスコア610を獲得できました。
しかし、その経験を通してわかったことがあります。
テクニックだけではスコア600付近が限界です。
しかも、リスニング力が実際上がるかというとそこまで上がりません。
なので、実際英会話力を上げて外国人の方と会話したいという方には向いていません。あくまでスコア重視の方におすすめします。会社や学校でとりあえずTOEICスコアが必要という方向けですね。
わたしが紹介する方法は自分で問題を解きまくって身につける方法なのでTOEICのスコアを自分次第でどこまででも上げることができます。わたしが実際できたように満点も夢ではありません。
そして、実際のリスニング力も確実に上がります。洋画を字幕なしで聞けたり、外国人の方との会話も上達するようになります。実際、オンライン英会話を通して外国人の方と会話したのですが、スピーキングについてはさておき、相手の話している内容については問題なく聞き取ることができるようになりました。
では、早速やり方からみていきましょう。
模擬試験を100回受けるやり方とは?
わたしはYouTubeにアップされている動画を使って模擬試験しました。
理由は簡単。お金がかからないからです。笑
ちなみにお金に余裕のある方は、書店等で模擬試験が複数回収録された問題集を買う方法をおすすめします。
なぜかというと、YouTube動画には以下の2つのデメリットがあるからです。
- 解説がない
- 動画が削除されてしまうことがある
ただ、気軽さと無料でできるというメリットはとても大きいので、わたしはまずやってみるなら断然YouTube動画をおすすめします。
では早速、具体的な次にやり方について紹介します。
流れとしてはこんな感じです。
- YoutTubeで「TOEIC Listening」で検索
- 検索結果に表示された動画の中から1本選んで実施
- 答え合わせ
- 間違えた箇所を再度字幕を見ながら聞き取れるまで聞く
- 知らなかった単語をメモしておく
詳しい解説についてはこちらの記事「【TOEICリスニング対策】100回模擬試験受けたら満点とれる?」をご参照ください。
問題の出題パターンと頻出単語がわかる
TOEICの問題はある程度パターン化されています。
Part 1~4 まで、すべてある場面を切り取った問題が出題されます。
ある場面とは日常生活だったりビジネス上での一場面だったり。
「そんなのきりがないくらいたくさんあるんじゃ・・・」と思われるかもしれませんが、安心してください。完全にパターン化されています。なので、そのパターンをおさえることができれば、「はいはい。そのパターンね。」とある程度問題の内容を推測でき、解答を導きやすくなります。
具体例としてPart 1(写真問題)について取り上げます。
【パターン例】
場所は会議室または講義室。状況のパターンは以下のとおりです。
<状況>
- 椅子が並べられているが人はいない
- だれかがプレゼンテーションしている
- だれか一人のパソコンを使いながら打ち合わせしている
本当に、笑っちゃうくらいこのパターン多いです。そして頻出の単語がこちら。
- occupied(占有), empty(空)
- projector(プロジェクター), point out(指を指す)
- laptop computer(ノートパソコン), typing(文字を打つこと), direction(顔の向いている先)
1.については会議室または講義室に人がいるのかいないのか、
2.については代表者はどういうプレゼンテーションをしているか、
3.については会議の参加者はどういう様子か、
それだけです。
それに対応する英単語として上記の英単語がよく使われるのでそこをおさえておけば簡単に得点につなげれらます。
このパターンが自然と身につきます。
引っ掛けのパターンがわかる
具体例としてPart 2(質疑応答)について取り上げます。
【パターン例】
- manage ⇔ manager
- present ⇔ presentation
- coffee ⇔ conference
問題文で使われた単語に対して、選択肢の応答文の中に上記のように似た単語が出てきます。
そしてそれはたいてい間違っている選択肢。なので選んではいけません。
例えばこんな問題です。
Q. How did manage to fix your computer?
以下の選択肢から正しいものを選ぶ。
A. By installing a software update.
B. I think he is a good manager.
C. They're very expensive.
どれが引っ掛けの選択肢かわかりますか?「B」です。
これができれば残る選択肢は2つ。50%の可能性で正解できます。
ちなみに正解は「A」です。
会話問題の解答パターンがわかる
具体例としてPart 3(会話問題)について取り上げます。
場所と状況のパターンは以下のとおりです。
ちなみにポイントはどこかで何かしらのトラブルが発生していることです。
【場所のパターン例】
- コールセンター
- 販売店(家電や洋服など)
- レストラン
- 会社の受付 または 会議室
- 空港 または 飛行機の中
- 駅 または 電車の中
【状況のパターン】
- 荷物の配送が遅れる(だいたい渋滞か住所登録ミスが原因)
- 商品が壊れている、または部品が足りないなどのクレームをする
- レジで支払いの際、クーポン券を使う(だいたい期限切れか規定の金額に達していないために使えない)
- 航空便のキャンセルまたは遅延、ゲート変更のアナウンス(だいたい理由は天候の悪化またはパソコンの故障)
具体的な例として会話文(場所と状況)と問題について挙げます。
【会話文(場所と状況)】
- 家電売り場にお客さんがやってくる
- 昨日買ったパソコンが壊れているとクレームを入れる
- 店員さんが謝り、商品の交換手続きをする
- 店員さんはさらにお詫びの品としてクーポン券を渡す
【問題】
- 会話が行われている場所はどこですか。
- 店員さんはお客さんの申し出に対し何をしますか。
- 店員さんは何を提案しましたか。
日常ではあまり起きないようなトラブルですよね。でも、TOEICの中ではこういった問題が次から次へと起きるので、「はいはい、またこのパターンね。」と、ある程度状況の推測を立てることで正解にたどり着きやすくなります。
まとめ
模擬試験を解きまくることで身につくのが以下の3つのパターンです。
- 問題の出題パターンと頻出単語
- 引っ掛けのパターン
- 会話問題の解答パターン
実は、これが「TOEIC攻略法」とか「TOEICのテクニック」としてよく紹介されていたりします。しかし、文字で読んだり、動画を見たりするだけだとわかった気になるだけで身につかないんです。
なので模擬試験を大量に解くことで、自然に身につけることが効果的なんです。
遠回りのように聞こえるかもしれませんが、一番確実です。急がば回れです。
以上、TOEICリスニングのスコアアップする方法とその理由についてでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。きゅんです。